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Others2019.02.03 PCやエクセルの起動を速くするには

エクセルの起動やエクセルそのものがどうにも遅くなって困る、という人は多いと思います。パソコンは使い続けているうちにゴミが溜まりエラーが溜まり、キチンとケアしていれば何とか使える状態でもほっておくと使い物にならなくなります。ひとつ頑張ってPCのお掃除をしましょう。

 

すぐに出来るお掃除の方法はディスクのクリーンアップです。エクスプローラを動かして、Cドライブを右クリックして「プロパティ」をクリックします。すると「ディスクのクリーンアップ」というボタンが出てきますので、これをポチッ。

 

ちょっと時間がかかって、「システムファイルのクリーンアップ」というボタンが出てくるので、これをポチッ。

 

またちょっと時間がかかって、改めて色々な(インターネットの一時ファイルとかゴミ箱とか)削除可能な項目のリストが出てきます。全部チェックをつけて「ok」。これで再起動すれば、いくらか速くなっていると思います。

 

また、コントロールパネルからコンピューターの簡単操作センターを選び、「コンピューターを見やすくします」をクリック、下の方にある「必要のないアニメーションを無効にします」にチェックを入れます。仕事で使うならアニメーション効果など要りません。

 

PC自体はともかく、エクセルが遅いという人は、エクセルの設定内容を見直してみましょう。

 

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Excelフォルダーにある、Excel15.xlb(数字はバージョンによって違います)を一旦デスクトップにでも「移動」して、エクセルを動かし、終了してみます。上記フォルダーに改めてExcel15.xlbが作られているはずで、この作業によってExcel15.xlbが壊れていたとしても治っています。

 

次にExcelのファイル・オプション・詳細設定とたどって、表示の「ハードウエア グラフィック アクセレータを無効にする」にチェックを入れます。これによって高機能なGPUチップがないPCでの負荷を軽減できます。

 

次にExcelのファイル・オプション・詳細設定、全般の「マルチスレッド処理を有効にする」のチェックを外します。これによってエクセルに同時処理作業をさせなくします。

 

もう一つ、Excelのファイル・オプション・基本設定の中の「起動時の設定」で、[このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する] のcheckをはずします。いちいちブックを選んだりする手間を省きいきなりBook1が現れるようになります。

 

PCはホントに面倒ですが、長く使おうと思うとメンテナンスが必要です。上記以外にも手立てはありますが、とりあえず試してみては如何でしょうか。