1000ピースではありません。10000ピースです。正確には10292ピースの最後の晩餐。
20年も前に気まぐれで購入したものの、あまりの大変さにず~~~っとお蔵入りしていましたが、2020年の4月に再開。現実問題として全部一度に仕上げるのは無理筋なので、メーカー側も半分の5000ピースずつに分けて袋に入れていますが、それでもとっても大変です。
毎日これで遊んでいるわけにもいかず、ちょこちょこと手をつけていって、半分できたのが去年の7月。ペースを上げていってついに完成!!
実に2年近くかかりました。白状すると私がしたのは少しだけで、もっぱら孫の作品です。いやあ、若い子は頭も柔軟だし観察眼も鋭く、驚くべきスピードでした。
サイズ感が分からないでしょうが、身長140センチほどのその孫が立ってみるとこんな感じ。
パズル本体は2160×1470ミリ、今は88,000円もするようですが昔は1万円ほどでした。専用のフレームを買うと18万円もするので、自作しました。大型の木材(構造材)を2枚買って、外枠もつけられるように図面を引いてサイズ指定で加工してもらい、細い釘と木工用ボンドでパズルのサイズにして、上にかぶせるためのアクリル板もサイズ指定で購入。資材代金もそこそこですが運送コストがとっても高くつきます。それでも全部で8万円ほど。できあがれば、枠がないと飾ることもできないのでもう乗りかかった船でした。
それにしてもダビンチさん、似たような色使いが多すぎます。似て非なる色はピースに分かれてしまうとその微妙さがアダとなってあっちにもこっちにもそっくりのピースがとってもとってもたくさん出現して幻惑されっぱなし。疲労困憊です。
できあがって大喜びはいいのですが、どこに飾る?問題があって、唯一の空きスペースを見つけて床に直置きです。吊すことは大きさと重さとの二重苦で不可能でした。
満足感というか達成感はやった人でないと分からないかもしれませんが、10000ピースはあまりお勧めしません。何しろこのために8畳一間を2年間占領されてしまいましたので。