自動車税は銀行口座からの自動引き落としができないので、毎年コンビニなどで現金で払っていました。令和5年4月から、クレジットカードやネットバンキングでの支払ができるようになった、というので早速試してみました。
クレジットカード払いだと手数料がかかってしまうので、ネットバンキングで支払いたいのですが、『「地方税お支払サイト」や「地方税統一QRコード(eL-QR(エルキューアール))」を利用した納付が始まります!』と書いてあるページには、クレジットとペイジーしかありません。
まあだいたい「eL-QR(エルキューアール」などというネーミングからして何を言いたいのか分からず、むしろない方がましですね。『「地方税お支払サイト」を利用した納付が始まります!』、としておいて、リンクを貼ればすむ話です。
で、クレジットカード払いの案内も、ペイジーの案内も、同じ地方税お支払サイトに飛ぶようになっていて、飛んだ先でQRコード(eL-QR)を読み取るか、番号(eL番号)を手入力するか選べます。要はこれらが印字されている納付書ならネットで何とかなる。筈。そして、読み取るか手入力するかをすませると、支払へ進み、そこでインターネットバンキングが登場します。やれやれ、それを選びます。
すると、「外部サイトでのお手続き中です」。。。でも、「外部サイトが開かなかった場合は、以下のリンクをクリックしてお手続きを再開してください」とも。え?、うん、まあ手続き中ならあのマイナンバーカードの公金口座登録に使った口座から引き落とされるのかしらん。今は夜中なので確認は明日。でもマイナンバーカード読み込んでいないけどなあ、、、寝よう。
違うんです。インターネットバンキングとペイジーとクレジットカードとどれかを選ぶようになっていましたが、実態はペイジーかクレジットカードかの2択です。外部サイトはとことん開かないので、「外部サイト」をクリック。銀行を選ぶことになります。銀行を選んでもまたぞろ銀行の画面は開かないので、「画面表示」をクリック、すると、「Pay-easy(ペイジー):税金・各種料金の払込サービス」という銀行の画面が出てきて、そこから支払の手続きを進めます。
銀行の手続きはお役所と違って何をどうすればいいのかが分かり易いので、支払が完了しました。結局ペイジーを使って払うんですね。
教訓:
1.役所のHPの文言にはとらわれない。
「クレジットカード」も「インターネットバンキング」も「ペイジー」も同じところへ誘導されます。
2.役所のHPの文言は信用しない。
「外部サイトでのお手続き中です」は、「外部サイトでのお手続きを進めてください」と読み替えるアタマの柔軟性が必要。
3.小さなリンクを見逃さない。
上述の「外部サイト」や「画面表示」はとても小さい表示ですが、これより注意を引きそうな「閉じる」をクリックしてはいけません。
4.自分の思い込みや自分の表現は捨てる。
ペイジーだと思っていてもインターネットバンキングと表示されますし、変にインターネットバンキングを進めようと思い込んでいると「口座振替依頼書を金融機関へご提出ください」となって、PDFを印刷して銀行印を押して郵送して、と、とんでもないことになりますからご注意を。