問題1.テンキーのマイナスキーを押すと拡張モードに切り替わる
問題2.テンキーがすぐスリープになり、入力をすぐに受け付けてくれない
問題1.Excel では、テンキーのNum Lock がオフの場合、テンキーのマイナスキーを押すと拡張モードに切り替わります。デスクトップPCのキーボードの場合、Numロックはテンキーに対してのみ有効なので、問題は生じません。
デスクトップPCでマイナスキーを押したときの動作
これがノートPCの場合は、無線あるいはブルートゥースのテンキーを使うとややこしいことになります。
Numロック連動のテンキー
ナムロックはオンにしないと数字が入力できないので当然オンにしますが、本体までナムロックがかかり、Kを押しても数字の2が入力されてしまいます。そこで最近はほとんどのテンキーがNumロック非連動です。
Numロック非連動のテンキー
つまり、テンキーのナムロックをオンにしておけば、マイナスキーはマイナスの入力になってくれる筈です。ところがテンキーを繋いだ直後はナムロックをオンにしているのに、マイナスが拡張モードになってしまうことがあるようです。
解決策1.(株)ミヨシのテンキーTENBT02(ブルートゥース4.0必須、TENBT01ならブルートゥース3.0でも大丈夫)を使う。接続当初はマイナスキーでは拡張モードになっていました。そこで一旦テンキー上でNum Lock をオフに(Numキーをトントンと続けて2回押す)してマイナスキーを押してみて、改めてNum Lock をオンに(もう一度2回続けて押す)したところ、マイナスがちゃんとマイナス入力になるように変わりました。
これはほかのテンキーでも同じかもしれません。
解決策2.まず入力モード(?)にしてから「マイナス」を押せばいいです。入力モードにするには、F2キーやマウスクリックでもできますが、テンキーのBS(バックスペース)を押すのが、次に「マイナス」を押しやすいと思います。これは普遍的な対症療法。
問題2.テンキーの多くは10分程度でスリープになるので、復帰に時間がかかり反応が遅く困っていました。
解決! 上述のミヨシのテンキーを使うことです。これはスリープになるのに2時間待ってくれるので通常使用ではほぼ問題なく、ノーストレスです。これだけでもこのテンキーを使う価値があります。
なお、2.4GHz接続のワイヤレステンキー「TEN24G01」もあります。同じだと思います。
PS:私は(株)ミヨシとは縁もゆかりもありません。このテンキーを見つけただけです。