9月14日の日本経済新聞朝刊によると、国際会計基準審議会(IASB)のハンス・フーガーホースト議長は、のれんの会計処理に関する議論を始める意向を表明したそうです。
議事の概要は
・国際会計基準(IFRS)では、のれんの償却は求められない一方で、減損処理の検討が必要。
・しかし、減損処理に関する企業の判断は「楽観的」で「遅すぎる」傾向があるため、再検討が必要との認識。
・2021年にも結論を出す予定。
IFRSの「のれん」の会計処理については、現状の方法にも一定の支持がありますが、日本は償却処理の義務付けを主張してきたという経緯があります。
今回のお話は、「日本が国際会計基準を動かす」事例になる可能性があり、注目されます。
それにしても、日経の1面にでかでかと書かれていたので、最初は何事かと思いました…(苦笑)